このような症状でお悩みではありませんか?
- 骨盤が痛い
- 仰向けになると痛い
- 産後から骨盤に違和感がある
- 病院で仙腸関節炎と診断された
- 正座をすると楽
- 腰が痛く、足に痺れはないが、違和感がある

↓これから以下の流れでお話ししていきます
- 仙腸関節炎とは
- 原因
- 一般的な治療法
- 当院で治る3つの理由
- 患者様の声
- 自宅でできる対策
- 最後に、、、!
1.仙腸関節痛とは

仙腸関節痛(せんちょうかんせつえん)とは、仙腸関節(せんちょうかんせつ)に炎症が生じる怪我です。
仙腸関節は、背骨の一部である仙骨と骨盤の腸骨をつなぐ関節で、体重を支える重要な役割を担っています。

よく皆さんが仰ってる腰骨は骨盤の骨、腸骨です。
仙腸関節痛は、主に腰や臀部、股関節周辺に痛みを引き起こし、1度痛くなると慢性化することがあります。
仙腸関節痛の症状
- 腰痛や臀部の痛みが中心
- 骨盤がピンポイントで痛い
- 股関節や太ももに広がる放散する痛み
- 体位によって痛みが強くなる(特に長時間座っている、または立ち上がるとき)
- 朝のこわばりや、動き始めに痛みが強くなることがある
2.原因
仙腸関節炎の原因にはいくつかの要因が複合して症状を出していることもありますが、特に以下のようなものが関係しています。
生理周期との関係

仙腸関節炎は、女性の月経周期にも関与しています。
排卵前後や月経前には、エストロゲン(子宮内膜を作るホルモン)とプロゲステロン(子宮内膜を維持するホルモン)のバランスが変動し、これが骨盤や仙腸関節に影響を与えることがあります。これにより、月経周期に合わせて仙腸関節に違和感や痛みを感じることがあります。
エストロゲン
関節の弾力性に影響を与えることがあり、高いエストロゲンレベルは関節に柔軟性をもたらしますが、元々身体が柔らかい女性又は腰痛の既往があるという女性は、逆に不安定感を引き起こすこともあります。
プロゲステロン
関節を緩める作用があり、月経周期や妊娠期に仙腸関節が不安定になりやすく、元々身体が柔らかい女性又は腰痛の既往があるという女性は、仙腸関節炎の原因となることがあります。
妊娠や出産による影響
まず妊娠中は、女性の身体はホルモンの大きな変化を経験します。

特に「リラキシン」というホルモン(通称:骨盤緩めせホルモン)が妊娠初期から徐々に分泌量が増加します。出産直前には最大まで分泌され、出産後は徐々に減少します。このリラキシンは、骨盤周りの靭帯を緩めて、胎児が産道を通りやすいよう、出産時に骨盤が広がることを助けます。
しかし、リラキシンは仙腸関節を含む身体の色々な関節にも影響を与え、関節が不安定になることがあります。このため、妊娠中や産後に仙腸関節の痛みや不快感を感じることがよくあります。産後も、6ヵ月程度まではリラキシンの分泌がありますので、産後にも仙腸関節の痛みが起こることもあります。
姿勢不良

姿勢が悪くなることで、仙腸関節に不安定な負荷が生じ、痛める原因になります。
仙腸関節は、3枚の骨(仙骨1枚・腸骨2枚)で構成されています。それらの骨が嚙み合うようなかたちで仙腸関節がありますが、仙骨の歪みが生じると、仙腸関節に捻じれるような負荷が常に加わり、関節内にある受容器(痛みセンサー)は反応しやすくなります。姿勢が悪いまま、急に重いものを持ったり、くしゃみや咳をすることで、仙腸関節を痛めやすくなります。
急に痛めた!と思いがちですが、本当の原因は姿勢不良にあるのかもしれません。
過剰な負担や怪我

身体に負担のかかる仕事や激しいスポーツでの負荷で仙腸関節を痛めることがあります。
仕事であれば、引越し業者・トラックの運転手・重い物を運ぶ工場勤務の方・長時間のデスクワークの方は痛めやすい傾向にあります。
荷物を下から持つような動作(例えば、右斜め前にある荷物を取ろうと片足に体重をかけ、持ち上げる動作)は体重をかけた方の仙腸関節に強い負荷を与えます。
そのような動作でギックリ腰が多いのも、その為です。
スポーツであれば、ラグビーやアメフトでのタックルで腰椎や仙腸関節に強い外力が加わり痛めてしまったり、バレエでは身体の柔軟性があることよって股関節や仙腸関節の力学的バランスが崩れ、仙腸関節を痛めてしまうこともあります。
関節リウマチや強直性脊椎炎

関節リウマチとは、自己免疫疾患です。自分の関節を攻撃し、炎症や痛みを起こします。初期は手指や足指に影響を与えますが、他の関節にも影響を与えることがあります。関節リウマチによる仙腸関節炎は、関節の崩壊や機能障害を引き起こします。治療法は関節リウマチ薬(DMARDs)や生物学的製剤を使用することが一般的です。
強直性脊椎炎とは、主に背骨に炎症が生じる慢性の自己免疫疾患です。この病気は、特に背骨や仙腸関節に影響を与え、進行すると背骨や仙腸関節の癒着・変形を引き起こすことがあります。
炎症期と寛解期を交互に繰り返すのが特徴で、炎症期には痛みやこわばりがあり、初期は朝の起き上がりでの痛み、進行すると身体の硬直が起こります。
寛解期の時にどう施術するかによって症状が変わってきます。
外的な損傷

外的な損傷とは、主に骨折や捻挫です。例えば、骨盤の骨である腸骨の剥離骨折、腰椎のぎっくり腰などを起こすと後々仙腸関節にも負荷がかかります。
腸骨の剥離骨折は、学生時代スポーツをしている方に多い怪我なのですが、骨折して何週間か固定をしていることで骨盤周りの筋力も落ち、骨盤が歪みやすくなります。痛めた当初は、骨折の固定期間が終わったらどこも痛くなく、日常生活を送れるようになる為、完全に治った!
と思いがちですが、そうではありません。骨盤周りの筋力や骨盤の歪みはそのままになってしまうことが多いのです。
そうすると、何年後か経った時にふいに痛めやすくなります。
骨折や捻挫は軽視してはいけません。後々、身体の痛みに繋がります。
3.一般的な治療法
整形外科の場合
まずは、保存療法で骨盤ゴムベルトを使用し、骨盤を圧迫したところで痛みが軽減するか診ます。保存療法で改善しない場合は、局所麻酔薬やステロイドを仙腸関節に注射することがあります。保存的治療や関節注射で改善が見られない場合には、手術が検討されることがありますが、非常にまれです。手術では、仙腸関節の固定術が行われることがあります。
整骨院の場合
整骨院では、手技療法・超音波・電気療法などをおこないます。仙腸関節は、そこだけが痛みを出している訳ではなく、お尻の筋肉や腰椎の関節が痛みを起こしている場合もあります。このような関節・筋肉のアプローチは整骨院の治療範囲内です。きちんと、あなたの原因を追求し、なぜ仙腸関節を痛めてしまったのか?詳しい説明と、適切な治療をしてくれる整骨院へ受診しましょう。
当院で治る3つの理由
当院で治る理由1「的確な検査」

当院では、1人1人の患者様のお身体を詳しく検査し、原因を追求します。
仙腸関節は身体の中心、「要」の部分であり、多くの筋肉や靭帯、軟部組織が付着しています。よって、仙腸関節痛でも原因が仙腸関節だけにあるわけではなく、他の部位が原因で痛めているケースがよくあります。本当に悪さをしているところは、どこなのか?なぜ痛くなったのか?詳しく検査していきます。
単に姿勢が悪いから痛みを引き起こしているというわけではありません。静的触診ではどうか?動的触診ではどうか?日常生活を痛みなく、元気に過ごせるよう、お身体の機能的に改善していきます。
〈当院の検査〉
①全体の姿勢写真をお撮りする
②患者さんの痛い動きを自動・他動で診て歪みを調べる
③患者様に触れて骨の向きを上下前後左右360度調べる
当院で治る理由2「優しい矯正」

当院では、関節のアプローチに力を入れています。
仙腸関節痛だから、動かしてはいけない。コルセットをずっとしてなければいけないわけではありません。コルセットをして、楽になればつけてていいのですが、つけてもつけなくても変化が無ければ、つけなくてもOKです。
仙腸関節は、仙腸関節痛とは?でお話ししたように、骨盤の骨3つで構成されています。両サイドにある腸骨2枚と真ん中にある仙骨1枚で構成されている関節を「仙腸関節」と言います。
この腸骨や仙骨に、前後・左右・捻れの歪みが起きていると、仙腸関節にひずみが生じ、痛める原因となります。当院では、その歪みを詳しく検査し、正しい方向へと矯正します。
患者様1人1人に合わせ、優しくソフトにおこないますので、痛くありません。
仙腸関節以外にも、痛めている原因であれば、腰椎・胸椎などの矯正もおこないます。
当院で治る理由3「最強メディセル」

当院では、皮膚のアプローチに力を入れています。
「最強メディセル」とは、皮膚を吸引する機械です。優しい吸引刺激で皮膚を吸引し、皮膚の下に隙間を作ることで組織が動きやすい空間がうまれ、筋肉をリリース(動きやすく)していきます。筋肉の膜である「筋膜」の滑走性をあげることができ、腰痛の原因となっている筋肉や筋膜をスムーズに動かし、痛みを取っていきます。


4.患者様の声
「腰がハマっているような感覚、、、!」

初めて来院しました。
昔ヘルニアをしてから、たまに腰がズレる感覚があり、ぎっくり腰も何回もやってます。その度に整形外科にいってブロック注射を打ってましたが、もうぎっくり腰になりたくないし、根本的に解決したいと思い、予約。姿勢写真などを撮り、自分の姿勢の悪さにびっくりしました。
腰痛の原因は、足の歪みに問題があるとのことで、足の治療を受けた後、腰に力が入るようになっていて、軸が通っているかのような感覚。なんかハマっているような気がして、腰の安定感を久々に感じました。これからも根本解決の為に、通っていこうと思います。もうぎっくり腰は起こしたくないので。
栃木市|Y様|60代女性|
5.自宅でできる対策
詳しくはInstagramの動画でご紹介しています!ぜひ、ご覧ください!
ドローイン


腹筋のインナーマッスル腹横筋という筋肉のトレーニングです。腹横筋は天然のコルセットと呼ばれており、腹横筋に力が入ることで、仙腸関節の安定性を高めます。
仰向けになって、ゆっくり3秒かけて息を吸います。吸ったら、7~10秒かけてゆっくり長く息を吐いていきます。最後まで吐き出しましょう。これを繰り返していきます。
ポイントは、吐く時に力まないこと。肺の空気を空っぽにするかのように全て吐き出すことです。
お尻のストレッチ

椅子に座った状態で始めます。
①一方の脚をもう一方の膝に乗せます。
②一方の手は膝に、もう一方の手はすねを持ちましょう。
③そのまま、胸を脚につけるようにして上半身を倒していきます。
シェルトレ
お尻の横(中殿筋)を鍛えるトレーニングです。おこなっている最中、痛みがないことを前提にやってみてください。中殿筋を上手く使えるようになると、歩行時の横ブレを防ぎ、仙腸関節の安定性を高めます。
①ベッドに横になる
②股関節を45度、膝関節を90度に曲げる
③左右のくるぶしはくっつけた状態で、片側の膝だけを上にあげる
④ゆっくり下ろして、また上げてを繰り返す
6.最後に、、、!
女性の不調が改善されれば、身体は楽になり、気持ちは明るくなります。当院は、女性同士だからこそ気軽に相談ができ、女性治療家だからできる施術アプローチで不調を改善します。
お悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
女性が痛みなく、キラキラと輝いた日々を送れますように。