このような症状でお悩みではありませんか?
- 産後、腰や骨盤が痛む
- 産後、ズボンが履けなくなった
- 骨盤周りが大きくなった気がする
- 産後の骨盤の歪みが心配
- 左右でくびれの位置が違う
- ズボンの丈が左右で違う
- スカートを履いているとクルクル回る
- ポッコリお腹でお腹のお肉が取れない

これから、以下の順序でお話ししていきます。
- 産後の骨盤の歪みとは
- 原因
- 実は骨盤は開かない!?
- あなたの歪みチェック!
- 一般的な治療法
- 当院で治る3つの理由
- 患者様の声
- 自宅でできる対策
- 最後に、、、!
1.産後の骨盤の歪みとは
産後の骨盤の歪みとは、元の正しい状態からズレている状態のことを指します。
これは多くの産後女性が経験する身体的な変化であり、姿勢や体調にさまざまな影響を及ぼすことがあります。
妊娠中からお腹の中でお子さんを育て、臨月を迎えた頃には赤ちゃんだけで3kg前後。
羊水や胎盤なども含めると約5kgほどになります。
そんな重さを抱えた状態で妊娠中を過ごし、お腹を痛めながら赤ちゃんを産み、休む間もなく子育てが始まるわけで、ママの身体は悲鳴をあげて当然です。
特に、産道を広げようと骨盤周囲にはダメージがかかりますから、骨盤周囲の痛みや歪みは産後に起こりやすいです。
骨盤が歪むことで、様々な症状が表れます。
- 腰痛・肩こり
- 恥骨や尾てい骨の痛み
- 尿漏れ
- 冷えやむくみ
- 産後太りや体型の崩れ(下腹ぽっこりなど)
- 姿勢の悪化、猫背・反り腰
2.原因
出産時の骨盤の開き
分娩時、赤ちゃんが産道を通りやすくするために、ホルモン(リラキシンなど)の作用で骨盤の靭帯が緩み、骨盤が広がります。
骨盤は3つの骨で構成されています。腸骨(腰骨と言われる所)が2つ・仙骨が1つで骨盤を形成しています。
出産は、腸骨が外側に開き、仙骨が前後に動くことによって、お産を促します。
これだけ動くことができるのは、リラキシンというホルモンが分泌されているからです。
産後は、リラキシンの分泌が減少し、骨盤は動かなくなりますが、仙骨が歪んだ状態で動かなくなると、身体は不調を感じ、腰痛や骨盤の歪みへと繋がります。
妊娠中の体重増加と姿勢の変化
妊娠中は、赤ちゃんの重さ・羊水・胎盤を合わせて約5kgほどになります。
徐々にお腹が大きくなることで、重心が前方に移動し、それを耐えようと上半身はのけ反るような姿勢になり、
反り腰や猫背などの不自然な姿勢になりやすくなります。
反り腰になると、腰椎の関節は閉じるような上からの圧迫ストレスを生じ、脊柱管の狭窄や椎間関節の摩擦が強くなります。
すると、立ち上がる時、腰に違和感を感じたり、座ったり歩いたりする時間が長いと腰に痛みを感じやすくなります。
妊娠中の筋力の低下
妊娠により、骨盤底筋や腹筋などのインナーマッスルが弱くなり、骨盤を正しい位置に保つ力が低下します。
例えば、妊娠中は、お腹が大きくなると腹筋の縦線である白線(線維状の結合組織)や、天然コルセットと呼ばれる腹横筋(腹筋の中で1番奥深い筋肉)は伸ばされます。
伸ばされた筋肉や白線は、力を発揮しづらく、機能が落ちやすくなります。
それに加えて、妊娠中はお腹をかばうような姿勢や動作をとってしまいがちです。
立ち上がる時や起き上がる時は、手をついて起き上がることが多いと思います。
そのような状況から、腹筋はより筋力が落ちやすくなります。
産後の筋力低下
産後も、妊娠中からの運動不足や出産での疲労から、骨盤底筋や腹筋などのインナーマッスルが弱くなり、骨盤を正しい位置に保つ力が低下します。
出産時は、赤ちゃんを出そうと産道を開け、子宮口は最後直径10cmまで広がります。
子宮口が広がるということは、インナーマッスルである骨盤底筋も引き伸ばされています。
出産後、引き伸ばされた骨盤底筋は元に戻りますが、上手く使えるかは別問題です。
出産で疲れた身体に休む間もなく、子育てが始まります。毎日の子育てに忙しく、自分のケアは後回しになりがち。
また、産褥期に身体を休めて、横になっていると骨盤底筋などのインナーマッスルは、活発に働くことが少なくなります。
そのまま、産後3~4ヵ月あるいはもっと長く、運動をせず、インナートレーニングをしないと骨盤底筋の機能は低下したまま、筋力が落ちた状態になっています。
骨盤底筋はお腹を支え、脊柱の安定性を保持している筋肉でありますから、その骨盤底筋が筋力落ちると、産後の腰痛・産後の尿漏れ・産後の不調の原因になってきます。
ママは産後身体を休めなくてはいけないので、筋力が低下しても仕方のないことです。
子育てで忙しく難しい話ではありますが、産後の不調が出ないように、少し気持ちに余裕がでてきたら、ゆっくり運動を始めてみるといいかもしれませんね。
3.実は産後骨盤は開かない!?
〈結論〉
産後、骨盤は開きません。
では、そもそも、出産のときは、どこが開いているのでしょうか?
〈出産時、開くもの〉
・子宮口
・恥骨結合
〈出産時、緩む+動くもの〉
・仙腸関節
・仙骨
・腸骨
開くのは子宮口と稀に恥骨結合のみなのです。
仙腸関節とは、骨盤の骨である腸骨(通称:腰骨)と仙骨が合わさった部分の関節のことです。
その仙腸関節には強靭な靭帯が付着しているのですが、出産時は靭帯と仙腸関節が緩み、仙骨と腸骨が動きやすいようにしてくれます。
腸骨は、出産の準備が始まると、上下に動きます。仙骨は前後に動き、赤ちゃんが骨盤を通れるようにしてくれます。
このように、まず出産時は、骨盤周囲の関節・靭帯などが広がったり動いたりして骨盤を広げていきます。
↓それでは、産後の骨盤が開かない理由を詳しく見ていきましょう!
実は産後骨盤が開かない理由
1.骨盤はがっちりした構造でできている
骨盤は「寛骨」と「仙骨」「尾骨」から構成され、非常に強固な靭帯で連結されています。
妊娠中や出産時に多少の可動性(特に仙腸関節や恥骨結合において)はありますが、「骨盤が開く」という表現がイメージさせるような、大きくパカっと開く構造ではありません。
ですので、出産の時も数センチしか動かない為、出産が終われは骨盤はすぐ開かなくなります。
2.骨盤は身体の要である
人間の身体は、二足歩行になってから上半身と下半身が自由に動けるように、身体の胴体である骨盤は重要な要の役割を担っています。
例えば、脚の大腿骨(ももの骨)は骨盤と繋がり、股関節を形成しています。股関節は、自由に動けるよう、骨と骨の連結はなく、筋肉で骨盤と繋がっています。
簡単に言うと、ももの骨は宙ぶらりんの状態です。
なので、もし、産後も骨盤が開いた状態であれば、骨盤はぐらつき、股関節は崩れ、上手く歩けません。
3. リラキシンの影響も一時的
妊娠中にはホルモン「リラキシン」の分泌で関節や靭帯がやわらかくなりますが、これは一時的です。出産が終われば、ホルモンの分泌も減り、関節の可動性は通常の状態に戻っていきます。
4. 「骨盤が開いたまま戻らない」は科学的根拠が乏しい
「骨盤が開いているから体型が戻らない」「骨盤矯正が必要」といった説はよく聞きますが、実際にCTやMRIで「骨盤が開いている」と明確に証明できるケースはほとんどありません。
これは多くの場合、産後の筋肉や姿勢の問題、インナーマッスルの弱化、体重変化などが関係しています。
よくある誤解
誤解 | 実際のところ |
---|---|
出産で骨盤が大きく開く | 微細な動きはあるが、大きく開くわけではない |
開いた骨盤は自然には戻らない | ホルモン変化と共に、自然に回復するケースがほとんど |
骨盤矯正が必須 | 必ずしも必要ではなく、むしろ筋力回復や姿勢改善が大事 |
結論
「骨盤は産後に開いたままになる」というのは厳密には誤解です。
骨盤は構造的に安定しており、多少の可動性はあるものの、「開いたまま戻らない」という状態ではありません。
骨盤の痛みや産後の腰痛・産後の体型の変化は、主に関節の歪み・筋肉の硬さ・姿勢・筋力低下によるものと考えられます。
4.あなたの歪みチェック!
以下のような、症状がある方は骨盤の歪みがあるかもしれません。
1つでも当てはまる方は、ぜひご相談ください!
- 左右の腸骨(通称:腰骨)の位置が違う
- 左右の肩の高さが違う
- 左右のくびれの位置が違う
- 脚の組みやすさが左右で違う
- 産後、お尻が大きくなった
- 下っ腹がでてポッコリしている
- 産後、ズボンがももで引っかかって履けない
5.一般的な治療法
整形外科の場合
産後の骨盤の歪みは、専門外と言えます。
なぜなら、整形外科の先生は歪みの治療はしないからです。
主にヘルニアや脊柱管狭窄症などの痛みに対して、レントゲンや薬を処方します。
もし、骨盤の痛みが無く、歪みが気になるとの訴えがあるなら、整形外科は専門外でしょう。
整形外科は医師が診断し、レントゲンやMRIを撮り、や薬、湿布を処方する場所です。
整骨院の場合
整骨院では、産後骨盤矯正のメニューがある院は多いと思います。
骨盤の歪みをきちんと検査してもらい、あなたに合った治療法で的確にアプローチしてくれる院を選びましょう。整骨院は、いまやコンビニより数が多くなります。
色々な治療法や先生がいるのは確かです。
良い整骨院か見極めるには、あなたに合った治療方法を提案してくれて、納得できる説明をしてくださる院が良い整骨院と言えます。
6.当院で治る4つの理由
当院で治る理由1「的確な検査」

当院では、患者様1人1人に合った治療方法を提案する為、お身体全身の歪みを調べ、背骨1椎1椎の動きを検査していきます。
骨盤は立体的です。
骨盤は腸骨2枚・仙骨1枚で合計3枚の骨で構成されています。
骨盤の歪みを、上下・前後・左右色々な角度で歪みます。左右の腸骨がそれぞれ違う歪みを起こす場合もあります。
どの方向にどの角度で歪んでいるか検査し、具体的な道筋を立てるから、治療方法が分かり、その後の施術でより変化を出しやすくなります。
〈当院の姿勢検査〉
①全体の姿勢写真をお撮りする
②患者さんの痛い動きを自動・他動で診て歪みを調べる
③患者様に触れて骨の向きを上下前後左右360度調べる
当院で治る理由2「納得のできる説明」

当院では、患者様に分かりやすく詳しく説明しています。
その理由は、患者様にも自分の身体を知ってほしいからです。
ただ、治療を受ける側ではなく、なぜ痛めたのか?今後、どうすればいいのか?患者様にも一緒に考えてほしいと思っています。
最終的には、ご自身での意識を変えることが大切です。
痛めてしまう理由は、日々の生活にあります。
患者様がお身体の原因を理解し、知識が深まれば、普段の生活で意識することが変わります。
患者様自身の意識が変わり、良い意味で「自立」していただくと、痛みのないお身体になってきます。
当院は、的確な検査をしているからこそ、説明も詳しくできます。全身の姿勢写真をお見せしながら、骨模型やイラストを使い、分かりやすく説明します。
患者様からも「こんなに説明してくれるところあまりない」「説明が分かりやすく腑に落ちた」など結って下さる方が多いです。
当院で治る理由3「優しい矯正」

当院では、関節のアプローチに力を入れています。
当院の治療は、特に仙骨(骨盤の真ん中にある骨)を矯正します。
仙骨は、出産時、前後に動き、産道を通りやすくし、出産後は動かなくなります。ですが、産前から仙骨の歪みがあると、仙骨が歪んだ状態で産後動かなくなるため、腰痛や骨盤の歪みが起こりやすくなります。
当院では、様々な治療アプローチで仙骨を正しい位置に矯正します。
また、矯正治療は腹筋などのインナーマッスルに良い影響を及ぼします。
例えば、産後骨盤が丸まっていては、骨盤の底にあるインナーマッスル骨盤底筋の位置関係も変わり、上手く使いづらくなります。本来、骨盤は10度前傾している(前に傾いている)状態が正常です。
この角度に骨盤をもっていって矯正してあげることで、骨盤底筋は正しい位置に戻り、上手く使いやすくなっていきます。
当院で治る理由4「最強メディセル」

当院では、皮膚のアプローチに力を入れています。
新感覚の「吸う」機械であり、優しい吸引刺激で冷えや浮腫みに最適です。
皮膚を吸引することで、皮膚の下に空間がうまれ、老廃物や溜まった水分を流しやすくし、血行を促進します。
産後は、骨盤周りの筋肉が機能低下し、脂肪が付きやすくなります。
さらには、出産で出血する為水分を溜め込もうと浮腫みやすくなります。
脂肪と水分はとても相性が良く、お互いに溜めやすくなるのです。
その浮腫みをメディセルで流します。
浮腫みは皮膚の中でも「真皮」という部位に浮腫みが溜まります。
その真皮や脂肪組織、さらには浅い筋膜まで吸引し、各組織の隙間を作ることで滞ってしまった浮腫みを流します。
浮腫みが改善され結構よくなると、見た目は変わります。骨盤周りのもたつき感・脚の太さが変わり、見た目が痩せてスッキリして見えます。


7.患者様の声
「女性だから話しやすい!産後ママにおススメです」

産後骨盤矯正でお世話になってます。
出産後、身体がふらつき恥骨が痛く、全く歩けない状態でした。
産院では恥骨結合離開と診断され、特に処置は受けず産褥期を安静にすれば大丈夫と言われました。ですが、ずっと恥骨が痛く、起き上がりやトイレの時は特に痛みました。産後1か月検診でも異常はないと言われたので、異常がないと言われた以上、痛みに弱い私のせいかと思い、我慢していましたが、産後骨盤矯正が良いとママ友達の紹介で予約しました。
まず、女性の先生で安心しましたし、丁寧な治療をしてくださりました。私の歪みを調べて矯正し、マッサージだけじゃない、歪んだ骨盤をしっかり治療してくださりました。
治療して5回くらいで起きた時の痛みは無くなり、10回受けた後はどこも痛くなく、むしろ身体が軽くなっいました。今でも抱っこや授乳姿勢で歪んでしまう身体を矯正してもらってます。
女性の先生だし、1歳のお子さんがいるママだそうで、話しやすいです。産後骨盤矯正でお探しなら、ぜひ髙野先生のところで受けてほしいです。
産後ママにも嬉しい出張整体もあります。
〈宇都宮市在住 20代後半 女性〉
8.自宅でできる対策
詳しくは、当院のInstagramをご覧ください。
キャット&ドッグ

四つん這いになり、手は肩の真下に。膝は股関節の真下に置いていきます
①ゆっくり息を吐きながら、おへそを覗き込むように背骨を丸めていきます。
②その後、ゆっくり息を吸いながら天井を向くようにして背骨を反っていきます。
④ゆっくり呼吸を整えながら、これを繰り返します。
※じっくり呼吸に合わせてやるのがポイントです。
ドローイン


腹筋のインナーマッスル腹横筋という筋肉のトレーニングです。腹横筋に力が入ることで、骨盤底筋も一緒に働くようになります。
仰向けになって、ゆっくり3秒かけて息を吸います。吸ったら、7~10秒かけてゆっくり長く息を吐いていきます。最後まで吐き出しましょう。これを繰り返していきます。
ポイントは、吐く時に力まないこと。肺の空気を空っぽにするかのように全て吐き出すことです。
9.最後に、、、!
産後ママさん、子育てお疲れ様です、、、!院長である私も、1歳の娘がいるママの1人です。
ママの悩みや産後の不調、子育ての苦労が分かるからこそ、寄り添ってあげたいと心から思います。
ママの不調が改善されれば、身体は楽になり、気持ちは明るくなります。当院は、女性同士だからこそ気軽に相談ができ、女性治療家だからできる施術アプローチで不調を改善します。
お悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
ご自宅へ伺う「ママ向け出張整体」もございます。
女性が痛みなく、キラキラと輝いた日々を送れますように。