このような症状でお悩みではありませんか?
- 朝起きて足の裏が痛い
- 足の裏の中でも特に踵の辺りが痛む
- スポーツ後には痛みが増す
- 足裏が痛くて歩けない
- 足の裏に石が入っているような感覚がある
- 整形外科で足底筋膜炎と診断された
- インソールを変えたが良くならない
- 足の治療を受けているが改善しない
- 根本から良くしたい

これから、以下のような順序でお話ししていきます
〈目次〉
- 足底筋膜炎とは
- 原因
- 足底筋膜炎の重症度チェック
- 一般的な治療法
- 当院で治る3つの理由
- 患者様の声
- 自宅でできるセルフケア
- 最後に、、、!
1.足底筋膜炎とは

かかとから足指の付け根にかけて伸びている足底筋膜(足底腱膜)に炎症や微細な損傷が起きることで生じる痛みの総称です。
主な症状
- 足の裏の中でも、踵よりの足裏が痛む
- 踵の内側や足裏に鋭い痛み(特に朝起きて最初の一歩が強い)
- 歩いているうちに少し痛みが和らぐが、長時間歩いた後や夕方に再び痛む
- 運動後は特に痛みが強くなる
- 歩いていると、石が当たっているような感覚がある
- 進行すると安静時痛が出る
そもそも、足底筋膜とは?

足底筋膜は、かかとから足の指の付け根までをつなぐ厚い繊維状の組織で、足のアーチ(土踏まず)を支える重要な役割をしています。足底腱膜とも呼ばれています。
2.原因
1.長時間の立ち仕事
長時間の立ち姿勢や歩行によって、繰り返し負荷がかかり、微細な損傷が蓄積。特に硬い床で作業する人に多い。
2.足のアーチの異常

アーチ構造が正常でないと、足底筋膜に負担がかかります。
偏平足は、足の中の舟状骨という骨が下に落ち、アーチが低下している状態です。舟状骨は、アーチを形成する上でとても大切で、「キーストーン」と言われるくらいです。
石でできた橋をイメージしてもらいたいのですが、一番頂点にあるのが舟状骨。それが下に落ち込めば、橋は崩れやすくなるのが想像できるかと思います。
ですので、偏平足になると、アーチが低下し、足底筋膜は伸張されます。
足底筋膜は、親指から踵まで繋がっていますから上から潰されて伸びるような状態になり、痛みを引き起こします。
3.距骨や踵骨の歪み

距骨とは、すねと足首を繋ぐ骨です。踵骨とは、踵にある骨です。
これらは、ブロック状となり、足首を構成していますが、そのブロックが崩れる又は歪んでいると、足の裏に余計なストレスをかけます。
例えば、回内足(踵骨が内側に倒れている状態)であれば、足の裏のアーチは低下し、足底筋膜に伸ばされるストレスが働きます。
逆に回外足(踵骨が外側に倒れている状態)では、足の裏のアーチは縮み、圧迫されるストレスが働きます。
足の裏だけの痛みだと思われやすいですが、足首からもっと言うと、全身から歪みは繋がっています。
4.ふくらはぎの柔軟性の低下

ふくらはぎの筋肉は足底筋膜と深い関わりがあります。ふくらはぎ(腓腹筋)は、アキレス腱から大腿骨の内側顆・外側顆に付着しています。足底筋膜までは付着しません。
ですが、筋膜という筋肉を包んでいる膜の繋がりで言うと、ふくらはぎと足底筋膜は繋がりがあります。
踵の骨を介してふくらはぎと足底筋膜は筋膜で覆われており、セットで考えることが治療家としては一般的であり、海外では1つの筋肉だと言われるくらいです。
では、なぜふくらはぎの柔軟性が低下すると、足の裏が痛くなるのか?
ふくらはぎの筋肉が硬くなると、筋肉は縮む力が強いですから収縮し、上に持ち上がるような力が働きます。
そうすると、踵が上に引っ張られ、付着している足底筋膜に伸張するような力が働きます。
また、ふくらはぎの筋肉が柔軟性低下すると、クッション性が失われ、着地した時の地面の力を吸収することができなくなり、地面の力や体重を分散できず、足底筋膜にストレスがかかります。
〈ふくらはぎの柔軟性が低下すると、足の裏が痛くなるメカニズム〉
ふくらはぎ硬くなる
↓
筋肉は収縮し、上に持ち上げられる力が働く
↓
踵は引っ張られ、足底筋膜は伸張される
↓
さらには、地面からの力や体重をふくらはぎで吸収できず、足底筋膜に負荷がかかる
5.体重増加

足底への荷重が増えて、筋膜に余分なストレスがかかります。
普通に歩くだけでも、体重の1.2倍~1.3倍の重さが片足にかかります。
重たいものを持つ又は早歩きで歩けば、体重の2倍の重さが片足にかかります。
そして、ランニングをする場合は、体重に3~4倍の重さが片足にかかります。
歩行中は常に両足が地面についているわけではなく、
「片脚支持期(かたあしだけで体を支える瞬間)」があります。
この時、
- 体の重心が片側に寄る
- 反対側の脚が前に振り出される
- 地面反力(地面から押し返される力)が加わる
ため、実際に足にかかる力が体重より大きくなります。
イメージ例
体重60kgの人の場合:
- 普通歩行 → 片足に約70〜90kgの力
- 速歩き → 約100〜120kg
- 軽いジョギング → 約180kg前後
の重さが片足に乗る為、体重は増え過ぎないことが足底筋膜炎の予防に繋がります。
6.合っていない靴

クッション性のない靴やサイズの合ったいない靴は、足底筋膜の緊張を強めます。
まず、足底筋膜炎はバネのような構造をしています。
もし大きめの靴を履いてしまうと
靴の中で足が動くことになり、足底筋膜が引っ張られます。
小さめの靴を履くと
指が伸ばせないので、足底筋膜炎が縮み、圧迫のストレスがかかります。
クッション性の弱い靴を履くと
歩く度に地面から衝撃がダイレクトに足底筋膜へと繋がります。長時間歩行や立ち仕事で炎症リスクが高まります。
3.足底筋膜炎の重症度チェック
軽度
- 長く歩いた時に足裏が痛い
- 朝起きて足裏に痛みや違和感を感じる
- 日中はあまり痛くない
- 普段の仕事では痛くなく、運動をしている時だけ痛む
- 踵よりの足裏を押すと少し痛みがある
中度
- 朝起きて足裏が痛い
- 徐々に動いてきたら痛みが少し治まる
- 運動後は痛みが強く、歩く時に破行(変な歩き方)になる
- 踵よりの足裏を押すと痛みが強い
- 明確にここが痛いというポイントがある
重度
- 朝起きても日中も常に痛い
- 体重をかけると常に痛い
- 足裏に石が入っているような感覚がある
- 踵よりの足裏を押すと激痛
- 足の裏が腫れぼったく、熱をもっている
4.一般的な治療法
整形外科の場合
痛みが数カ月以上続く場合は、ステロイド注射や手術療法をおこないます。
最初は、湿布やりハビを施すことが多く、改善が見られない場合は手術に踏み切ることもありますが、極めてまれです。
整骨院の場合
超音波治療・電気治療・マッサージなどをおこないます。
整形外科にもあるかもしれませんが、体外衝撃治療をおこない、一度組織を壊すことによって衰えた組織の修復を促します。
5.当院で治る3つの理由
的確な検査

検査は、1番大事な部分と言っても過言ではありません。
例えば、足底筋膜炎であれば、
踵・距骨の捩れは?
重心の位置は?
全身の捩れは?
歩行にエラーはないか?
仕事の運動量は?
など、足底筋膜の施術をするまでに検査は沢山あります。
当院では、全身検査をし、関節の歪みが360度どう歪んでいるのか?
詳しくチェックしていきます。
これを行わなければ、この後の矯正治療をどう行うか計画が立たず、痛みは改善されないまま。
たとえ痛みが改善されても、また痛くなるの繰り返しで根本改善とは言えません。
〈当院の検査〉
①全体の姿勢写真をお撮りする
②患者さんの痛い動きを自動・他動で診て歪みを調べる
③患者様に触れて骨の向きを上下前後左右360度調べる
優しい矯正

当院では、関節のアプローチに力を入れています。
足底筋膜炎の方は、踵・距骨・舟状骨の骨が正しい位置にない又は、関節の動きが悪い人が多いです。
当院は、的確な検査で述べたように、1人1人どう歪んでいるかチェックし、患者様の歪みに合わせて矯正していきます。
ボキボキ鳴らさない、ソフトな矯正ですので、安心です。
足底筋膜炎を治すためには、足の裏だけを緩めてもダメ。
根本から良くするためには、骨を正しい位置へ矯正し、足を機能的に上手く使えるようにすることが大切です。
最強メディセル

当院では、皮膚のアプローチに力を入れています。
最新治療機械「最強メディセル」は、皮膚を吸引する機械です。
皮膚を吸引し、皮下組織に隙間を作ることで、筋肉が動きやすい状態を作ります。
筋肉の滑走性が良くなるので、血流が上がり、筋肉に酸素が運ばれ、筋肉が柔らかくなります。
優しい吸引刺激は、一度かければ、ふわふわに。
足の裏にかけると、一枚クッションがついたような感覚に。
メディセルをかけることで、手では届かないところまで筋肉は柔らかくなり、機能的に良い状態が長く続きます。
6.患者様の声
こちらは、少々お待ちください。
7.自宅でできるセルフケア
ふくらはぎストレッチ

ふくらはぎと足底筋膜は繋がりがあります。
ですので、ふくらはぎを緩めることで、引っ張る力をなくし、足底筋膜が緩むことで元の機能を取り戻します。
①正座をする
②伸ばしたい方の足を立てる
②ゆっくり体重を前にかけ、ふくらはぎが伸びてきているのを実感する
③20秒ほどゆっくり伸ばす
足の裏コロコロ

足底筋膜をゴルフボールで硬いところを直接緩め、足底筋膜が伸びやすい状態を作ります。
①ゴルフボールを床に置いて、その上に足を乗せる
②痛いところよりかは、足の裏全体緩めるようにコロコロ転がす
③ゆっくり体重をかけて転がしていく
インソールを変える

インソールは足底筋膜のサポートをしたり、足の歪みを矯正することにみ繋がりますので有効的です。
毎日24時間治療ができないからこそ、インソールをかえて常に痛くない状態へとキープすると良いでしょう。
ポイントは、安易に選ばないこと。ご自身に合った最適なインソールを選んでください。
8.最後に
女性の不調が改善されれば、身体は楽になり、気持ちは明るくなります。
当院は、女性同士だからこそ気軽に相談ができ、女性治療家だからできる施術アプローチで不調を改善します。
お悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。
女性が痛みなく、キラキラと輝いた日々を送れますように。






